類稀なる天才の共通点
最初に
天才を調べてわかったことがあるのでまとめることにします
天才は頭に血が昇りやすい
他人に対して怒らないのは秀才の特徴のように思われます
IQ160以上の天才は自分の考えに絶対的な自信があるので相手の反論や間違っていることに対して怒りを表す傾向にあります
なぜそんなこともわからないのかわからない状態に出くわしてしまうのです
天才の思考は凡人とはかけ離れていることが多く対立することも多いため、天才の持論は時代によって笑われることもあるでしょう、しかし彼らはそんなことでめげることがありません、私が間違っているのではなく世界が間違っているのです
天才は孤独
天才は能力がある部分において突出しているため、人々と円満に暮らしたりコミュニケーションを取るといった一般的な事において摩擦を生む可能性が高いと言えます
そのため自ずと一人になることが多いのだとか
天才は憂鬱である
天才は周りからの共感を得られないことが多いため(知能が高すぎる場合話が合う人が周りにいなくなるため)不幸になる確率が高いと言います
実際、ニューヨーク大学の精神医学研究によると高い知能を持つにつれて不安レベルが高くなることを明らかにしました
天才は高い知能を有するため不安感や憂鬱感を感じやすいデメリットがあります
これは高い知能を持つことで未来における先見性により不安を誘発すると考えることが出来ます
例を挙げてみると将棋の棋士は頭がいいと一般的に思われていますが、その理由は棋士は何十歩の先の敵の動きを読む能力を高い知能として認識し知らず知らずの内に評価しているからに過ぎません
天才が感じる不安感も全く同じだと言えます
一般の人には見えない世界の様々な部分が天才に取っては脅威となりうる布石のようなものであるため、彼らは不安感や憂鬱感を感じやすいのです
完璧主義者
天才は自身に飛びぬけた才能があったとしても、その能力に満足することがないため完璧主義者的な気質が強いと言えます
普通の人はここまで出来ると上出来だろうという基準がそもそも違うのです
彼らはその分野においてとてもエネルギッシュであり、努力しているという感覚すらそもそもないのかもしれません
天才は他の子どもに比べ感覚が過敏なため感情の起伏が激しく危なっかしく見えることもあります
想像力が逸脱している
天才の考えは凡人とは違い、数段具体的だと言えます
考えをより具体化するためにはは膨大な量の正しい知識が必要です
膨大な知識が根底となって彼らは世にはない新しい概念をもたらすことがあります
アインシュタインの相対性理論も、彼の想像力の産物の他なりません
自身が光の光子だと仮定し宇宙を駆け巡る発想によって生まれた相対性理論は正にその典型と言えるでしょう
知的好奇心が強い
斬新なものに惹かれ、知らないことを知りたいと言う単純な欲求が彼らは非常に強い傾向にあります
知的好奇心が強いと物事を推理する能力や観察力が自ずと磨かれより深い知識を自分自身で見つけることが出来るようになります
天才は得てして考えることが得意であり、考えることが好きなのです
また天才は規定の枠組みに捕らわれることもありません
典型的な例はリチャード・ファインマンでしょう
彼は学校で学ぶ数学はデタラメだと言いました
より簡単なやり方があるのにわざわざ難しい公式を覚えさせているのは数学の本質から外れているのではないか、そういったやり方では従来自分で考えるべきことを学生たちがしなくなる懸念があると話しました
大天才は世の中の常識に捕らわれることなく本質を見る能力があります
かなりの量をこなした
天才は正しい方向、向上心、自身に合ったやり方、何より量をこなしています
心理学者フロイトは45年間330件の論文を残しました。アインシュタインは相対性理論で既に有名ですが彼もまた50年間248件の論文を発表しました。エジソンは今でも破られてない驚異的な記録1093個の特許を所持し、哲学者ヴォルテールは2万1000通の手紙を書きました。
彼らの共通点はたくさんの量をこなしたということです
天才は一朝一夕で出来上がるのではなく、正しい方向で普通の人の何倍もの作業量をこなした結果、類まれなる結果を生み出すことが出来たとも言えます
彼らに取って大事なものは世の中の真理であり、真理を追究する純粋な心は世界を動かすほどの力があります
最後に
天才とは考えることが好きなオタクだと私は考えています
私は賢いのではない、問題と長く付き合っているだけだ ― アインシュタイン